| 2003年6月18日(水) |
合宿所便り―その16―「ヨガ」 |
またまた雨。外を見ると風のない海は霞み、まばらな漁船も絵の中の風景のよう。見方によれば、しっとりと落ち着いた静かな朝。
こんな日は…。まず、校長先生の講演ビデオ。少し難解なところもあり、みんな集中力が持続しません。全くチンプンカンプンの人もいることでしょうが、校長先生不在の今、ビデオによってしかお話を聴くことができません。
こうして改めてお話を聴いていると、以前、生徒を前に話して下さったことを思い出します。"薫陶を受ける"、まさにそういう環境にあったことを幸せに思います。
午後は、いつものヨガを徹底的にやることになりました。ラジオ体操同様、全くなっていないからです。毎朝やっているのに、ほんのさわりだけ、格好だけつけようとしている。一つ一つのポーズを観察すると、みんな体が曲がり、前かがみになる傾向があります。
また、ひじ、膝は曲がっていてだらしなく、動きも締まりがありません。床に横たわる時はバタンとひっくり返り、起きる時は面倒くさそうに、よっこらしょ、という有り様。緊張と弛緩というバランスを全く解さず、ずっと緩みっぱなし。これはいったい何?少なくとも、ヨガではありません。
この、頭も体も硬い人達を相手に、奮闘すること約2時間。みんな、「ヨガってこんなに体を使うものか」と、初めて実感し、汗をかいています。こんなことは、お手本になる人を観察しながらやればすぐにできること、普通の人なら当たり前のことなのですが…。
ヨガのあと、まだ少し時間があるので、山本コーチの"武術的・体の使い方"で、頭と体をほぐします。いわゆる"技をかけられた"、押さえ込まれた状態から、いかに体を解放するか。山口コーチ、小杉コーチも一緒に、みんなでワイワイ楽しく過ごしました。
さて、お昼休み、ふと台所の外に出たら、相原君(15歳、元無気力)と野島君(22歳、元無気力)が、何やら深刻な表情を浮かべています。「すわ、一大事か?」と思いきや、「洗濯物を干す所がなくなってしまって…」。仕方がない、お部屋にロープを張ってしまったら?
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